【コメント】
SMC PENTAX 24mmF2.8は旭光学がKシリーズをリリースした時には未だ発売されていなかったレンズであり,
タクマーレンズをそのままKマウント化したSMC PENTAX 24mmF3.5の改良レンズとして登場したレンズである。
F3.5と比べて当時の値段もさほど高くはなく,生産期間がF3.5より長いので,比較的入手し易いレンズであろう。
【光学系】
8群9枚。構成図を見ると

(前) 凸凹(凹凸)凹凸(絞り)凹凸凸 (後)
となっている。当時の広角レトロフォーカスの設計がこのレンズの頃から少々設計思想が変ってきたことが
伺える構成で,前玉が凸レンズとなっている点と,3群目が貼合せになっているのが特徴である。
恐らく周辺の像面湾曲と歪曲を抑え,コマ収差の低減化を狙ったものと推定される。
特許は恐らく高橋泰夫氏のUS-PAT4009944(JP-PAT S50-144435)であると推定される。
【描写印象】
とにかく青空を描写したら右に出る物がないのではないかというくらい青の美しい描写をするレンズである。
豊かな階調描写で,気持ちのよい風景撮影に向くレンズである。
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