SMC PENTAX 43mmF1.9Special

The Specification of SMC PENTAX 43mmF1.9Special
対角線画角 53度
最小絞り F16(9枚羽)
レンズ構成枚数 6群7枚
最短撮影距離 1.0m
フィルター径 40.5mm
サイズ 55(最大径) x 47(長さ) mm
質量 230g
当時の定価 150000円(2000.09)
中古相場 値段はまちまち、新品が安い
中古出現難易度

【コメント】
SMC PENTAX 43mmF1.9Specialは,PENTAX最初のLマウントレンズとして,衝撃デビューしたレンズ である。質感も最近の黒タイプのライカレンズよりいいかも知れません。 43mmという一見中途半端な焦点距離であるが標準レンズの定義通りの焦点距離であり,真の 標準レンズであり、これをライカで楽しめることは非常に好感が持てます。
アサヒカメラ誌2003年3月号の大竹省二先生連載のレンズ観相学99に本レンズが掲載され ました。
【光学系】
6群7枚と構成
(前) 凸凸凹 (凹凸)凸凸 (後)
の変形ガウス型の標準レンズである。43mmが本当の標準レンズであるというのは,標準レンズの定義が フィルムサイズの対角線の長さに等しいという定義から来ており,ライカ判である135サイズでは,この 43mmが真の標準レンズの焦点距離である。このレンズの設計はガウス型でSLR用43mmを実現した 点が技術的に注目される点である。
レンズ設計は旭光学の平川氏である。
【描写印象】
買ったばかりで、SLR用の同レンズと同一条件で比較してみたが、見分けがほとんどわからない。写真工業 に畑先生の比較レポートがあるが、あれはSLR用の方はボディ内面処理の差が出ているだけで、レンズ の差とは思えない。Lマウントはミラーボックスがない分、迷光処理的にも有利に働くので、こちらの方が コントラスト的には有利になると考えられる。いずれにしても、ペンタックスらしい描写を示すレンズで、 他社のライカ用レンズにはない描写を示すことから、一本持っていて損はないと思う。比較的近い描写は 大昔旭光学商事(現・ペンタックス販売)で扱っていたドイツのRodenstockくらいでしょう。といっても Heligon35/2.8くらいしかライカマウントはないので、このレンズはそういう意味でもベクトルの違うレン ズなので、ペンタックス最初で最後のライカマウントレンズになるはずなので、一本くらい今のうちに買 っておくことをお勧めする。

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