SMC PENTAX67 55mmF4.0(II)

The Specification of SMC PENTAX67 55mmF4.0(II)
対角線画角 77度
最小絞り F22
レンズ構成枚数 7群8枚
最短撮影距離 0.35m
フィルター径 77mm
サイズ 92.5mm(最大径) x 78.5(長さ) mm
質量 725g
発売当時の定価 86000円(現在98000円)
中古相場 54000円前後
中古出現難易度 ☆☆

【コメント】
 SMC PENTAX67 55mmF4.0(II)は,現行PENTAX67レンズシリーズの広角レンズである。 実はPENTAX67シリーズに徐々に切り替わった際に,前モデルとして同スペックのレンズ が発売されていたが,なぜかすぐに現行モデルへと変更された。 SMC PENTAX67 55mmF4.0(I) はレンズ構成が8群9枚と現モデルより枚数も多く凝った構成であったが,如何せん性能が 悪くすぐに発売終了に追い込まれたようで,失敗作であった。この為か前作を改良された現 モデルの性能はすこぶるいいと思うのは私だけではあるまい。ちなみに,このレンズの愛用 者として,天才アラーキー氏が使っている。ということで本レンズは傑作レンズと言えよう?(笑)。
 私もスナップ撮影によく使うが,35mm判の28mmと35mmの中間的なイメージの画角 となり,ペンタ35mm判でいう31mmや30mmレンズに相当するのではないだろうか。このよう にアラーキー氏もスナップで多用していることからも,私もスナップに適した画角のレンズで 非常に使いやすいと思う。
欠点として,振るとカタカタと音がすることで,これでも異常がないというメーカーの回答を もらいなんとかならないものかと思った次第です(;_;)。
【光学系】
7群8枚の典型的なレトロフォーカスタイプの広角レンズである。レンズのコバ処理が光る丁寧な仕上げ。
【描写印象】
 天体写真のレベルでの評価で示すと,絞り開放でも,広角レンズとしては十分な 星像を示し,性能の高さが伺えるが,周辺は倍率の色収差からの像の低下である。 できればF5.6まで絞りたい。
通常の撮影対象では,階調も豊かでさすがペンタックス67レンズという感じの描写であり, 安心して使える。

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