【コメント】
PENTAX100SD-UFは,現行PENTAX100SD-UFIIの前モデルの10cm屈折式天体望遠鏡であり,
天体写真マニアの間では通称”ツチノコ”として呼ばれている天体望遠鏡の2代目となる機種である。
前モデルである100ED-UFと比べるとやや細い感じになり、目に見えるコストダウンの機械部分が散見
される。ヘリコイドの肉厚とか強度がやや落ちたと感じた。
先日、レンズクリーニングをペンタックスでやってもらい新品同様になって戻ってきた。
【光学系】
4群4枚

記憶が定ではないのだが、発売された当時の月刊天文だったと思うが、この光学系を設計
された方が出ていた。若い女性の方でした(^^)。特許を調べると出ていました。
恐らく特開平4-78805が、このレンズの特許と推定される。設計は旭光学の竹之内真弓氏と
新井保則氏によるものである。実施例が3例示されているが、スポットダイヤグラムから
実施例3かと推定されるが、コストから見ると実施例1かも知れない。
本レンズは、現行品のタイプIIとレンズ設計が異なり、最終面である8面目とフィルム
面との間に起きる乱反射によるカブリがやや見られる欠点を有しているもので、タイプIIで、
最終面の曲率を変更した改良設計が行われている点が現行モデルと大きな違いがある。
この改良がないため、ややカブリ易い欠点はあるが十分実用な範囲であり、問題なく使え
る点が私の買い換えない理由となっている。
【描写印象】
絞り開放F4の67をカバーする望遠レンズとして、このレンズを活用しているユーザー
がほとんどではないだろうか。やはり、このレンズのよい所は手軽に広写野が安価
に得られることではないだろうか。周辺減光が目立つ傾向があるが、広視野で67サイズを
カバーするから仕方ないだろう。
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