Ennalyte 85mmF1.5

The Specification of Ennalyte 85mmF1.5
対角線画角 29度
最小絞り F16
レンズ構成枚数 5群6枚
最短撮影距離 1.0m
フィルター径 62mm
サイズ 最大径65mm×長さ70mm
重量 ?g
発売年 1961
中古相場 90000〜120000円前後
中古出現難易度 ☆☆☆☆☆over

【コメント】
M42マウントであるネジ部の接地面が小さいため、マウントアダプターKを介して、 Kマウントボディへ装着すると外側に隙間ができる。このため、光線漏れを起すことから、 Kマウント以外のカメラにM42アダプターを介して取り付けるか、M42マウントのカメ ラの使用をお勧めする。絞りがプリセットではなく、ピントリングと同じリングにあるため、 絞りを弄るとピントリングも回ってしまうことがあり,操作性は決してよくはない。

【光学系】
レンズ構成は5群6枚構成となっている。

(前) 凸(凸凹) 凹凸凸(後)
とゾナー型という構成の中望遠レンズに分類される構成である。

【描写印象】

PENTAX LX, Ennalyte 85mmF1.5(F4.0)AUTO
撮影地/恵比寿ガーデンプレイス

 描写傾向としては、甘いというのが第一印象である。開放から中心付近も甘く、絞っても急激 に画質が改善するタイプではなく、なんとなく眠い描写であるが、階調も豊富で、コントラス トもモノコートではあるが適度にあってよいレンズである。逆光には極めて弱い印象で,円周型 のゴーストが出る。ボケは絞り羽の枚数が多く典型的な円形絞りである。よって,きれいなボケ を示すレンズである。ポートレートにはボケを活かした描写ができ、お勧めのレンズと思われる。 開放ではマウント径が小さいため、マウント系が小さい大口径レンズの宿命である口径食が見ら れる。このため、開口効率が低いことがわかるので、場合によってはボケが煩いかも?知れない。 周辺減光は開口効率が低いため、結構目立つ場合がある。癖玉ですが,嵌まると面白いレンズでは ないだろうか。