SMC PENTAX FA☆85mmF1.4[IF]

The Specification of SMC PENTAX FA☆85mmF1.4[IF]
対角線画角 29度
最小絞り F22
レンズ構成枚数 7群8枚
最短撮影距離 0.85m
フィルター径 67mm
サイズ 79(最大径) x 70(長さ) mm
質量 550g
当時の定価 98000円(1992〜2005)
中古相場 55000円前後
中古出現難易度

【コメント】
 SMC PENTAX FA☆85mmF1.4は,明るい中望遠レンズであり,ペンタックスレンズの ☆スターレンズの中の内でも特別なレンズであり,これだけでもペンタックスを 使いたくなるレンズの内の1本ではないだろうか。
2005.07になって製造中止になったとのこと。理由は電気部品が調達不能になったこと ということである。電気部品がある製品はこれがあるから怖いのである。これから 大事に使っていきたいレンズである。
【光学系】
 7群8枚構成のInner Focus[IF]が採用された中望遠レンズで,世界初のレンズ構成形式のもの。 このため,日本特許2915985・アメリカで特許登録がされている。レンズ設計者はペンタックスの 平川純氏である。平川氏はカメラ誌にも時々御本人が出られていますので,知って いる方も多いと思います。このレンズは氏の傑作レンズの内の1本として一部の ユーザーでは絶対的な支持のある有名なレンズとなっている。この光学系が如何 に素晴らしいものかを物語る事実として,本レンズの特許を参考にして改良した 設計を行ったと明確に特許に書いてある例がある。それは,ニコンAF-Nikkor85/ 1.4Dの特許で,他社のいいレンズを真似る伝統として有名なニコンが,このレン ズはただ者ではないと認識して,この光学系の改良版を出したということで,こ のレンズの優秀さを物語っていると言えよう。
 開放から解像度も高く全撮影距離で良好な像を示す設計がされている。
それでは特許から得られた情報を元に、OpTaPixLTレンズ設計プログラムでチェック したので見て行こう。まずはレンズ構成図を下に示す。

レンズ構成図をクリックすると別館に計算した収差図を載せておきます。
【描写印象】
 IF方式の欠点であったボケの汚さを解消した画期的な設計レンズで,優秀な中 望遠レンズ。開放から1.5段絞り込んだ当たりは非常においしい描写を示し, 開放から高解像度である。ポートレートには自然な発色と奇麗なボケを活かした 作画が可能で凄いレンズです。

作例表示
絞りの違い例