SMC PENTAX FA77mmF1.8Limited

The Specification of SMC PENTAX FA77mmF1.8Limited
対角線画角 31.5度
最小絞り F22(9枚羽)
レンズ構成枚数 6群7枚
最短撮影距離 0.7m
フィルター径 49mm
サイズ 64(最大径) x 48(長さ) mm
質量 270g
当時の定価 97000円(1999:Silver)100000円(2000:Black)現行品
中古相場 65000円前後
中古出現難易度

【コメント】
描写性能を徹底追及、そのテーマは「空気感の表現」
SMC PENTAX FA77mmF1.8Limitedは,明るく小型な中望遠レンズであり,ペンタッ クスお得意の従来の概念に拘らない焦点距離で開発されたレンズである。リミテ ッドレンズシリーズ第2段として期待されたもので,AFレンズでも作りもよく 持つ人の喜びが感じられる作りとなっている。本当に使いやすい中望遠レンズで, 大きさも手頃なことから,私の使用率が極めて高い望遠レンズとなっている。
【光学系】
6群7枚構成

FREEシステムが採用された中望遠レンズで,変形ガウス型のレンズ構成。
レンズ設計は旭光学の平川純氏である。平川氏はカメラ誌にも時々御本人自ら出ら れていますので,知っている方も多いと思います。この光学系は ペンタックスフ ァミリー誌127号掲載記事に出ているとおり,球面収差を各波長毎にそのプロ ファイルを揃えた点が特徴で,コンセプトの「空気感の表現」を目標に作られて いる。絞り枚数も奇数の9枚となり,美しいボケ味を実現している。また,コバ 塗りもガラス毎に素材を追求し,各レンズの縁からの迷光を極限まで抑えている。 開放から解像度も高く,FREEシステムを採用したことから全撮影距離で良好な像 を示す設計がされている。
どうして77mmになったかの本当の理由は御本人のHPに書いてあります。 設計的には49mmフィルターが使えてF1.8に出来る中望遠域の焦点距離にした ら,この焦点距離になったというのが技術的な真相のようです。
【描写印象】
開放から1.5段絞り込んだ当たりは非常においしい描写を示し,ポートレートに は自然な発色と奇麗なボケを活かし,またその適度な距離感がまた85mmにはな いいい距離感を与え77mmの良さがわかる。とにかく内面処理が素晴らしいのか 扱いが難しいとされるコダクロームが容易に使えるのは特筆すべきレンズである。

作例1
作例2