PENTAX LX

The Specification of PENTAX LX
形式 35mmマニュアルフォーカス絞り優先自動露出一眼レフ
レンズマウント形式 ペンタックスKマウント
ファインダー・スクリーン 交換式(8種)、スクリーン交換式(17種)、視野率:縦98%横95%,ファインダー倍率0.9倍(FA-1ファインダー、50mm∞時)
測光方式 IDM方式中央部重点TTLダイレクト測光
シャッター チタン幕横走フォーカルプレーンハイブリットシャッター、オート時無段階1/2000〜125秒,機械式1/2000〜X(1/75)・B、電子式1/60〜4秒
サイズ・重量(FA-1時) 高さ90.5mm 幅144.5mm 奥行50mm,570g
その他 巻き上げ装置(モータードライブ,ワインダー)などオプション多数のシステム一眼レフ
当時の定価 112000円(1980.06)−>150000円(1992.12),2001.09製造終了
中古相場 6〜12万円前後程度による、海外が安い
中古出現難易度 ☆☆☆
Special models LX GOLD
LX Titan白
LX Titan黒
LX 2000

【ファインダー】
*アイレベルファインダー
 LX用のファインダーは、ストロボホットシューおよび絞り環の絞り値が読める標準仕様のFA−1、視度調整範囲の広いFA−1Wが通常使われる。
ストロボホットシューと絞り値読み取り光学系を省いたすっきり三角頭デザインのFA−2が一部のマニアの間では使われている。このため、このFA−2は 本来FA-1より安いのであるが、中古市場では高値で取引されている。

Left: PENTAX LX with FA-1 Finder(95g, 0.9x),Right: PENTAX LX with FA-1W Finder(95g, 0.84x)

PENTAX LX with FA-2 Finder(85g, 0.9x),  Left:FA-1W, Right: FA-1(Improved: -1.5~ -3D)
その他、私は持っていないがシステムファインダー(ファインダーベース FB-1)があり、ファインダーアイピース3種(FC-1, FD−1,FD−2)と組み合わせて使用する。

*ウエストレベルファインダー
 ウエストレベルファインダー系は2種あり、高倍率アイピースが付いているFE-1と二眼レフと同じように プルアップ式のFF-1がある。いずれも左右逆像になるのは言うまででもない。 FF-1は実用性はほとんどないと思われる。FE-1は天体写真や接写撮影で活躍するファインダーであり、 私も多用している。

Left:PENTAX LX with FE-1 Finder(150g, 1.35x), Right:PENTAX LX with FF-1(60g, 1.05x)

【ファインダースクリーン】
 PENTAX LXの魅力は何と言っても、スクリーンの種類が豊富なことだろう。これは現在のAF SLRでは 無理なことであり、LXの楽しみ方の一つと言えよう。
 PENTAX LX用のスクリーンは、MXとスクリーンの大きさが同じであり、SD-11などのスクリーンは共通に MXにも使える。LXのスクリーンは、クリアブライトスクリーンと呼ばれる物で発売当初は12種類のスクリーン があった。その後、全面マイクロ2種が追加され14種となった。
2000年にLX2000が発売され、その際にZ-1pと同じナチュラルブライトマットスクリーンが採用され、ユー ザーの要望により、ナチュラルブライトスクリーン3種が単独発売され、現在までに合計17種のスクリーンが 出ている。これらのスクリーンは以下の通りである。
SC-21/SC-26/SC-69 Matte field & split-image with microprizm collar
SA-21/SA-23/SA-26 Matte field & microprizm spot
SA-32/SA-37 Microprizm field only
SB-21 Matte field & split-image spot
SD-21 Matte field & central cross hairs
SD-11 Central cross hairs on clear glass screen
SE-20/SE-25/SE-60 Matte field only
SG-20/SG-60 Matte field & cross hairs
SI-20 Matte field & scales


【質感】
 何と言っても金属ボディのカメラで、メカが一杯小さい空間に収まっている という高密度感のある姿が印象的である。


【使用感】
 大きさも最高級機でありながら、小型で持ちやすいのが特徴である。 重量もFA-1装着時に570gと物凄く軽い。
 何といってもLXのすばらしいところは、まず持った時の印象が手に馴染む大きさであり、 適度な重さとそのバランスの良さだろう。
 巻き上げもスムースで、ペンタックスの過去のボディとは一線を画する感触は特筆物である。 巻き上げは、手巻き、ワインダーLX、モータードライブLXと選択が可能で、撮影スタイルやその 時の気分で変えることができ、今のAF一眼レフでは味わえない楽しみがあるのもLXの特徴だろう。
ただし、このモードラやワインダーを装着するとシャッターボタンストロークが変わってしまうのが、 LXの欠点の一つで、最初は慣れが必要だろう。
 ファインダー倍率も高く物凄く見やすい。システム一眼レフであるLXは、フ ァインダーおよびスクリーン交換も可能で、その種類も豊富であるため、TPO にあわせて変更が可能で、使い勝手もいいものである。  ファインダー光学系は、スタンダードのアイレベルファインダーであるFA-1は、倍率も高く物凄 く見やすく、LX2000用に新たに出たナチュラルブライトスクリーン(SC-69・SG-60・SE-60)を装 着すると明るくボケもよく確認でき、ピント合わせが楽しくて堪らなくなるだろう。
 また、ペンタックスではLXでしか味わえない全面マイクロプリズムスクリーン(SA-32/SA-37)による全画面どこで もピントを正確に合わすことが可能なスクリーンも是非試して欲しいものである。私は、ナチュラル ブライトスクリーンよりもこの全面マイクロプリズムスクリーンが好きで、いつもこのスクリーン(SA-32)を装着 している。