マネージメントゲーム

 これから創業される杜長さんに是非おすすめしたいのが経営者.管理者教育に効果的な「MGマネジメント・ゲーム」(俗にいう杜長ゲーム)です。現実の会杜は倒産させるわけには行きませんので、ゲームで経営を勉強して戴くわけです。前述のキャシュフローゲームのビジネスオーナーの部分を、実務的に起業に役立つようにしたようなゲームです。
 経営マージャンのような感じでやり始めると熱くなる不思議な魅カがあります。少しだけゲームの実況中継をしてみましょう。


 一人一社(社長)で4〜5人で一卓囲み、300万円の資本金で会杜設立、通常、100万円で小型機械を買い、ワーカーとセールスを各一人採用。次ぎに市場からなるべく安い材料を買い、生産開始しまます、なお、材料買占め防止のため、一回の購入量は機械の生産能カに一応限定。完成した製品の販売は市場で弱肉強食の入札により、プライスカードを「せーの」の掛け声出し合って一番安いカード出した会社に落札されます。とにかく入札に勝たねば、売上が立ちませんし、第一コストプラス思考では勝てません。時には生きていくため安売りも辞さずです。この原始的な泥臭いところがイイのです。


 研究開発の青チップ1枚で価格競争カ「−2」です。例えぱ、私が青チップ1枚「場」にだしてプライスカード「25」で勝負し25−2=23で戦えるわけで、すかさず暗算で計算して25のカード出して23と宣言するわけです。言い違いはアウトです。落札できれば、25で売上が立ちます。ボーナスが2つくわけです。
 現実の模倣ではありません。1回限りですが、販売促進チップで「−2」という勝負も出来ます。このように、営業力・技術力・研究開発力・ブランド力等を集約したものとしての価格競争力で勝負するようなセオリーになっています。 ゲームを通じて、各社長には自社の価格競争力の源泉はどこにあるのか考えて戴くため
です。

 経営環境の設定は、トランプのようなカードを一人一人順にめくると、材料買ったり、入札参加等の「意思決定カード」を引くときと、「リスクカード」を引くときがあります。
 「リスク」は日本語で「危機」と書きますが危険と機会(チャンス)の両方併せ持つのです。
 つまりこうです。今ならアメリカテロで「全社円高・ドル安で10%為替差損」とか逆に「研究開発成功、、市場で○ヶまで独占販売」とかです。
 すぺて現金販売ですから多桁式の現金出納表つけながら資金シヨートしないようゲームを続け1時間ぐらいで1期やります。終了すると、材料・製品の在庫を棚卸し決算します。
 むろん機械や研究開発費(繰り延べ資産)の償却もします。決算はむろん直接原価計算でやります。何期かやって赤字が資本金を食いつぶしたら倒産です。本格的でしよう。景気変動もサイコロ振ってマーケットボリュームを調整したりして経営スゴロク気分です。
 1期終わるごとに最低赤字にならないため幾らの売上高が必要か分かる損益分岐点売上高をだし、次期経営計画をたて平均プライスいくらで何個売って幾らの利益出して挽回しようなどとやるのですが、わくわくします。
 このMGは1980年にソニーの関連会社のCDIで西順一郎氏が開発したものです。「人事屋が書いた経理の本」(ソーテック社)で紹介され当時ブームになったものです。私も当時を思い出すと体が熱くなります。

 MGの資金繰りはすべて現金決済ですが。直接原価計算で損益分岐点売上高を算出し経営計画を策定する活きた実践経営教育機器の傑作です。ビジネスゲームのようなパソコンのシミュレーションでは得られない泥臭いがリアルな経営マインドの教育が可能です。一度体験される事をおすすめいたします。

 
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