月山 〜やっぱ、最高!!〜   

     コース:1日目
         
  月山レストハウス駐車場弥陀ヶ原
               仏生池小屋
行者返し・モックラ坂〜月山頂上〜  
          賽の河原〜清川〜念仏ヶ原〜非難小屋泊

         2日目〜いわな釣り(念仏ヶ原避難小屋泊)

         3日目〜往路と同じく登り返し月山レストハウスへ
  
  
     山行日:
2011,8,3〜5(2泊3日) 

     山行者:sajun・松ちゃん

  月山 賽の河原 「チングルマ」

【大好きな月山へ向け出発】

 8月2日(火曜日)仕事を昼で切り上げ帰宅、忘れ物の無いよう入念にチェック(一番忘れてならないものは、冷凍したビールだ!!)し午後4時自宅発とした。途中スーパーに寄り、山での食料の買出し、そして今夜の入山祝いのつまみetcを買込み、一路、松ちゃんの自宅へ向かう。松ちゃんと合流後の午後6時30分矢板ICから高速道路に乗り山形を目指す。

 私が月山に通うようになったのは25歳の頃でありました。今回が月山9回目の山行になる。初めてのルートは月山レストハウス側から山頂を目指したもので、なんと清川に降り立つことも出来ず途中断念の苦く、かつ思い出深いコースです。

 今回は、来年3月転勤となれば当分月山には行けなくなるという思いから、一旦、己の気持ちを〆る意味で最初のコースを辿ることにした。午後11時、月山レストハウス駐車場に到着、運転してくれた松ちゃんへの労い気持ちを込め、ポークステーキ(岩塩&粗引き胡椒で味付け)を素早く焼く、早速ビールで乾杯し入山祝いの始まりです。空を見上げれば満天の星空、そして、頭上には天の川が流れ、変わらぬ月山がある。宴もたけなわであったがいつまでも飲んではいられない、明日からの思いを胸に午前1時シュラフに潜り込み爆睡した。

【1日目:8月3日】

 翌朝(3日)午前4時起床。お互いの荷物を広げ無駄を省き出発の準備を開始する、今回は酒以外の物は極力背負わない方針で軽量化をはかる、もっとも思いきったのは寝袋であった。松ちゃんは外せないとザックにしっかり入れていたが、私は35リットルのアタックザックにつき、また非難小屋の布団をあてにし、あっさり車に放置した。(笑)
  快晴の下、午前6時10分駐車場を出発、弥陀ヶ原の木道を右回りに朝日を浴びて気持ち良く闊歩する、木道脇には「キンコウカ」「キスゲ」「ギボウシ」「アザミ」などなどが出迎えてくれます。分岐から月山の山頂へ向け綺麗に敷かれた石畳を歩く、長く段だらの登りであるが高山植物「ハクサンイチゲ」「タテヤマリンドウ」「オトギリソウ」「ミヤマシオガマ」「ミヤマダイモンジソウ」「ウツボグサ」「イワイチョウ」「コイワカガミ」「ハクサンシャジン」「イブキトラノオ」等々が咲き乱れ、私も松ちゃんも写真を撮りながら歩く、いや気がつくといつもの通り写真撮りに夢中になっていました(笑)。

月山レストハウス 月山レストハウス前の見晴らし 弥陀ヶ原の木道
弥陀ヶ原 仏生池小屋 仏生池小屋前のハクサンフウロ群生地

 レストハウスから2.9キロ歩き午前8時10分仏生池小屋に到着する。ちょうど月山との中間地点にあたる小屋である。小屋の前にある仏生池の周りには「ハクサンフウロ」が群生していました。小屋ではビールやらサイダーが冷えており、それを振り切るように先へ進む。仏生池小屋を過ぎると「アオノツガザクラ」が清楚に迎えてくれています。仏生池小屋から2.4キロ歩き、行者返しにモックラ坂と呼ばれる急登を過ぎるともう頂上は見えてきます。

ヨツバシオガマ ハクサンシャジン 間もなく山頂

 午前9時25分頂上(1984m)に到着、頂上小屋にてコーラ(300円)を購入しひと息入れる。(本当は、ビールが飲みたかったのですが、ヘリが飛んでおらず品切れとのことでした、小屋の女将に2日後のビールを予約すると共に帰りまでにはヘリが飛ぶことを祈り、コーラを飲みました〜実はコーラもかなりうまかったです!笑)至福のひとときを味わい、肘折側へ下る。

  ここから賽の河原先までが「天空の花園」である。予想できたが、やはり誰も歩いていない!私も松ちゃんも一段と写真に熱が入る!「ウサギギク」「ハクサンイチゲ」「ハクサンフウロ」「イワイチョウ」「シロバナタカネニガナ」「チングルマ」などなどが迎えてくれます。下ること40分、月山沢の源流にて大休止とする。雪渓から流れてくる水は冷たくうまい!ふっと脇を見ると「ヒナザクラ」が小さくかわゆく咲いていました。

キスゲ タカネトウウチソウ アオノツガザクラ マルバダケブキ ハクサンイチゲ ミヤマリンドウ
ハクサンフウロ キオン イワイチョウ イワカガミ ミヤマキンポウゲ チングルマ
ヒナザクラ キンコウカ サンカヨウの実 ウサギギク ナナカマド ミヤマウツボグサ
イワイチョウ ギボウシ ギボウシ アオノツガザクラ イワカガミ エゾシオガマ

 しかし3月に降った雪が多かったためか?花の咲き具合が昨年より遅い感じを受けましたが、それでも高山植物の多さには驚くと共に凄いのが月山です。大休止の後、急な登山道を下ること約2時間25分、途中大休止を1回、小休止を数回とりましたが午後0時55分清川の橋に無事到着した。
  まずは昼飯だ!山形産の棒ラーメンを茹で、冷やしつけ麺にして腹を満たす、釣り支度を整え、いざ実釣…いつものごとく橋から上流の清川を釣る。私は毛鉤、松ちゃんはぶどう虫での餌釣り。開始早々、松ちゃんの竿に8寸強のいわながかかる、しかーし私の目の前にて溜りにポチャン!すかさず私が石の下に手を入れるもかなり抉れており捕まえることはできなかった、おさしみサイズ残念!これが尾をひいてか、この日松ちゃんは貧果に終わる。いわなは、見えども餌を食べてくれない、選手交代で私が毛鉤を落とすとすかさず反応し咥えて来る、約2時間の釣りであったが二人分のおかずには十分な8匹をゲットし午後4時登山道に架かる橋に戻る。いわなの腹を割き、登山靴に履き替え、午後4時30分、念仏ヶ原非難小屋へ向け出発となる。まずは痩せ尾根を30分急登し念仏ヶ原へ出て、さらに木道を30分あるくと非難小屋です。昨年は原に出て10分もしないうちに熊八(命名〜松ちゃん)に出会ってしまったが、今年は何事も無く無事に午後5時30分小屋へ到着できました。                                     

清川に架る橋から上流を撮影 毛ばりをくわえた岩魚 絶好のポイントを釣るまっちゃん
初日の釣果 念仏ヶ原非難小屋 岩魚の刺身、ステーキ、骨揚げ、ムニエル、ビール、ハイボール

  小屋には先客はおらず貸切、この時間ではもう誰も来ないと安心し、早速すっぽんぽんになり水場で汗を流す、さっぱりしたところで宴会の準備「いわなは、刺身ににんにく醤油ベースのムニエルそして捨てることなく骨は油で揚げ骨せんべいにする、更に牛ステーキとフランクを焼き」午後7時には宴会スタート、冷たいビールから始まりバーボンと炭酸に氷を入れたハイボール、いゃ〜〜〜たまりません、うまいっす!!(決して山でひもじい食事をしない二人です。)そして午後9時には、お互いが出来上がり爆睡♪

【2日目:8月4日】

 翌4日は午前4時起床、朝飯は米を炊き目玉焼きをおかずにしっかり食らう!午前5時50分月山沢に向け出発、本日も快晴、絶好調♪私は、今回毛鉤のほかにルアー釣りの道具を持参していることから、前半戦ルアーで勝負を心に決め先を急ぐ、清川の橋の下に干してある足袋やスパッツを身に着け、清川を下る。橋から下流の清川は、ガレバが多くまた鉱泉が出ているのか?いわなは少ない、途中ここぞと思われる淵に、私がルアーを投げ、松ちゃんが餌を入れる。私がチョイスしたルアーは、小型のスプーンで輝く貝が貼り付けられているものです。月山沢の合流が近づいたところで、淵にルアーを投入しゆっくりリールを巻く、ルアーが流れに乗り淵尻でターンしたとき、いわなのアタック!8寸の色白のいわなを初ゲット!更に月山沢合流の直下の開きにて、本日2匹目の8寸いわなをゲット!松ちゃんも月山沢に入り8〜9寸のいわなを次々と釣り上げる♪私は月山沢に入ってからは少しルアーをやりましたが小淵が点在する同沢ではルアーには適さないことから毛鉤に変更し釣りあがるも午前中は餌釣りに軍配が上がり貧果に終わった。なんだかんだ言っても午前10時30分には2人で13匹をゲットしたので早お昼にする。本日のメニューは、いわな2匹を刺身にしラーメンにフランクを入れた。本日の晩のおかずも十分なため、釣りは終わりにし食休みの後、小屋へ帰る。午後2時15分登山道の橋に到着、橋の下に濡れ物を干し、いわなの腹を割きのんびり小屋へ向かった。 

ルアーでゲット! 良き渓相で岩魚を狙うまっちゃん 2日目の釣果

 小屋へは午後4時過ぎに到着したが、すでに2階に夫婦連れが到着しており、後から単独の男性が到着したことから5人での小屋泊まりになった。私たちは早速宴会準備に入り、いわなの刺身・ムニエル・海草サラダ・こてっちゃん炒め、上がりにはうどん(今年は、残念ながら「ちたけ」は出ていませんでしたので、汁は、なすと玉ねぎを具にしました)、そして飲み物は、ビールに日本酒(いわなの尾を炙り骨酒)とした。今日は、同泊の方たちが居たので、ムニエルにしたいわなを差し入れし、共に楽しく食べることができました。(多めに釣ってきて良かったです)いゃ〜〜〜今夜も~たまりません、うまいっす!!というわけですべての酒を飲み干し〜爆睡♪

【3日目:8月5日】

 最終日5日も、午前4時起床松ちゃんが炊いてくれた熱々のごはんにおかずはハムエッグとマーボー春雨でしっかり食べる!今日は、月山を登り返すのだ、のんびりはしていられない。名残惜しい気持ちを抑えながら、そくさくと荷物の準備をして小屋の掃除し、午前6時お世話になった非難小屋を出発、今日もお天気快晴の絶好調!気持ち良い朝日を浴びながら念仏ヶ原に別れを告げる、通いなれた痩せ尾根を下り、清川橋の手前にある小沢にてうまい水をしっかり補給する。そして清川に架かる橋下で清川との別れを惜しみ大休止とする。その後、山頂へ向けての急登に取り付く、午前10時45分賽の河原の月山沢源流に着く、空を見上げれば雲ひとつない青空、下を見れば「ちんぐるま」をはじめ色々な花たちが咲き乱れる。

念仏ヶ原を歩くまっちゃん、バックは月山 山頂小屋が見えてきました! 月山源流、賽の河原
イワショウブ チングルマ ウサギギク

 大休止のあと賽の河原を闊歩して行くと山頂から2人組の釣師が降りてきた、「いわなは、いっぱい待っています、頑張って下さい!気をつけて!」と激励し別れる。そしての最後の急登に取り付く、山頂手前の見晴らし所から念仏ヶ原を見ると一面の雲海であった。午後0時15分山頂着、問題はヘリが飛んだか?予約のビールは確保されているか?である(笑)山頂小屋に飛び込み女将に聞けば「ビール入りましたよー」とにっこり、私たちはビールを受け取り北側の見晴らしへ…最高の一杯を飲み弁当を食べる。食休みの後の午後1時、下山を開始、月山レストハウス駐車場には、午後3時30分着となりました。

雲海が迫る!山頂手前から… 山頂小屋 月山中之宮「御田原神社」

 今回も、怪我もなく無事楽しい山行ができたことを山の神に感謝します。

 やっぱ、月山の大自然は最高です!! 2012年夏もいくぞぉ〜〜!!よろしゅく、まっちゃん♪


  またの山行をお楽しみに♪             by,sajun