体の痛みは必ずよくなります・あきらめず じっくりと

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疼痛失禁

疼痛失禁は痛み刺激に比べて過敏に反応する状態です.感情失禁に対する概念です.
原因は中枢性で,
・視床とその周囲の多発性脳梗塞等の脳血管疾患による疼痛抑制系の抑制
・その他の認知症(レビー小体型・アルツハイマー型等)による身体表現性障害
等です.
脳血管性では他の高次機能は比較的保たれながら疼痛感受性だけ斑(まだら)に過敏になる為,家族や周囲の人々がしばしば戸惑います.
鑑別疾患としては末梢感作や脊髄レベルの感作があります.これらは多くの場合混在している場合があり弁別は困難です.
老化に伴い増悪することが多く単純な「かたくなさ」によるものと看過されることもままあります.
脳血管疾患には抗血栓療法を続け,その他の認知症にはそれぞれの治療薬を投与することで症状は改善します.「痛いのだから鎮痛薬」とは限らないのです.多角的診療を地道に継続することが肝要です.


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