体の痛みは必ずよくなります・あきらめず じっくりと

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ペインクリニック

ペインクリニックは,痛み等お悩みの症状に【積極的に】立ち向かう医療です.
従来の臓器別診療科目では原因不明だと治療ができない傾向にあります.
原因不明難病でも
・原因に比べ症状が強くても
・長引いていても
・末期老化でも
・家族や前医に理解してもらえなくtも
・どの診療科目が良いか分からず,病院を遍歴していても
ペインクリニックはがんばります.
神経ブロック治療診断の強力な武器です.
外科/内科,東洋/西洋,医療/介護を問わず,多角的診療で原因究明と症状寛解を併行します.
他の専門機関とも密に連携し,より幅広く問題を解決します.
ペインクリニック専門診療とともに,町医者日常診療で症状を改善し,健康を維持します.

この頁をお読みということは,問題が解決できずにお困りと拝察します.ペインクリニックがお役に立ちます.お悩みの症状をお診せ下さい.

神経痛

・電気がはしるような痛みや,締め付けられるような重苦しい不快感
・なんともいえないいやな感じ.
・体の筋を通るような症状や,いつも同じ場所に現れる症状
・おもわずさすりたくなるような不快感
・何か悪い病気ではないかという不安感・恐怖感
神経の通り道や出口に痛み等いろんな症状がでるのが神経痛です.
神経痛は必ず治ります.
神経ブロックは強力な治療法のひとつです.注射だけでなく多角的診療を通じ症状を取り除きます.詳しくは診療方針をご覧下さい.じっくり診療を続けましょう.

neuralgia 神経痛 

しびれ

しびれはとても不快です.痛みよりも,家族や医者,周囲の人に解ってもらえないものです.
さらに,原因が脳梗塞,骨粗鬆症,変形性脊椎症,糖尿病,等,多岐にわたり放置できないのも特徴です.
原因を見極め,症状を治すためにも多角的診療を始めましょう.

numbness 痺れ しびれ 

関節痛

関節痛 

リウマチ

全身の関節が痛み,変形し動けなくなってしまう病気です.
朝起きてしばらく指先の動きが鈍い時や,手首や肩などの痛みが季節ごとに移動する時にこの病気を考えます.
早期に診断治療を開始しないと,指が曲がって物がもてなくなったり,膝が変形し歩けなくなります.
最近ではよい鎮痛薬NSAIDsがあり,軽い治療寛解することもあります.また,多少節々が腫れている程度なら,炎症を止めてリハビリすることで機能を改善することができます.
すぐにご受診下さい.

慢性関節リウマチ リウマチ 関節リウマチ rheumatoid arthritis 

骨粗鬆症

骨粗鬆症は骨がもろく骨折しやすくなる病気です.
更年期閉経後女性に圧倒的に多く50代女性で二割(控えめです),80代で八割が罹患します.
骨は造骨細胞と破骨細胞でバランスが保たれています.閉経・廃用(動けないこと)・ステロイド・膠原病等の誘引で造骨細胞より破骨細胞の勢いが増すと骨粗鬆症になります.バランスが崩れ数年かけて骨密度が低下します.骨強度が低下すると圧迫骨折等を起こし易く背中が曲がってしまします.大腿骨頚部骨折を契機に寝たきりになることもあります.
骨密度が保たれている初期段階でも骨では目に見えない破壊が起こり動き始めの痛みやなんとなく調子が悪い等の特徴的な症状を呈します.

骨粗鬆症は生活習慣病の一種と理解し,なるべく早く対処します..
・子供のうちから,カルシウムを含む栄養素をバランスよくとり,体を鍛える
・成人しても運動を続け,食事にも気をつける
閉経等が起こったらすぐに骨粗鬆症診療を開始する
これらを守れば通常腰がぐんにゃりまがることはありません.

骨密度が若い人に比べた値(YAM値)が70%未満になると骨粗鬆症です.ステロイド等の誘引がある場合は80%未満です.YAM値が高くとも,骨がもろくなったことによる骨折や痛みなどの症状がありB-NTx等の骨代謝マーカーが陽性であれば骨粗鬆症診断します.

ビスフォスフォネート等の骨粗鬆症治療薬を服用することで骨粗鬆症とそれに随伴する症状は改善できます.疼痛が強いときは合成カルシトニン注射が効きます.カルシウムバランスは活性型ビタミンDやカルシウム製剤で対処します.これらの前に,運動・食事を含めた規則正しい生活が肝要です.

できるだけ早く治療にとりかかることが将来の生活の質(QOL)を保つ秘訣です.背中が曲がって物干しもままならなず,食べ物が胃にひっかかるようになっては大変です.既に
腰痛や膝の痛み:特に朝起き田特や座っていて立つとき
更年期閉経後,なんとなく調子が悪い
・代々背中が曲がっている.自分も少し背が縮んだ
・手足のしびれがひどくなってきた
関節リウマチでステロイドを内服している.
・在宅酸素療法で寝たり起きたり
・脳卒中や交通事故で麻痺がある.
等の症状が見られる場合はすぐに多角的診療を開始しましょう.

osteoporosis 骨粗鬆症 

帯状疱疹

虫に刺されたようにチクチク痛み,そのうち肌が帯状や扇状に水疱がでてきたら本症を疑います.痛みは徐々にひどくなり,ズキズキと搾られるような激痛になります.
子供の頃にかかったミズボウソウが,体力低下とともにできてきたものです.
神経が一本まるまる破壊されます.とても痛く,たえがたいものです.
順調に行けば,激痛は肌とともに2週間程度で治ります.
しかし,破壊された神経は一日1mmで再生しますので,3ヶ月程度かかります.その間の治療をおこたると帯状疱疹後神経痛(PHN)に移行し,一生痛みが残ることがあります.
PHNにならないように,また急性期の痛みを早く治すためにはこのようにします.
①患部を刺激しない(3ヶ月間)※
②抗ウイルス薬を早期に服用(約1週間)
③がっちり痛みをとる(痛みがとれるまで)
痛みをとる方法としては,皮膚処置・理学療法・内服・坐薬・点滴・神経ブロック等があります.病状に合わせて適宜選択します.町のペインクリニックを受診して下さい.
※お灸・かゆみ止め等は絶対使わないで下さい.また,無理に仕事を続けたり,患部をひっかくのも厳禁です.

帯状疱疹 herpes zoster 

癌性疼痛

など悪性腫瘍に伴う痛みです.単に体の痛みだけでなく,心の痛みを伴います.
WHOが推奨する麻薬を用いた三段階の鎮痛法の他に,日本ではたくさんの方法が選べます.
ご本人やご家族だけでかかえきれる問題ではありません.痛みのかかりつけ医を是非ご用命下さい.

癌性疼痛 cancer pain cancer 癌 

難病

原因不明だったり,原因はわかっていても治療が困難な病気を難病といいます.その一部は,国から難病指定を受け,補助金がでるものものあります.
難病根治療法が難しいものです.しかし,対症療法はいろいろとあります.根治療法ができないからといって,辛い症状を放置することはありません.そのための技術を人類は蓄積しているのです.
難病と向かい合うご苦労の一部を当院が分担いたします.すぐにご来院下さい.

intractable disease 難病 

原因不明

病気の原因が解らないことはとても不安です.や隠れ炎症等は,早急に原因を究明する必要があります.
それに対し,遺伝病やケガ等の後遺症,老化等はそのものが原因で,原因を追究しようがないものです.
また原因不明ではなく単にシンドロームYであることも多いです.これを気に病み徐福症候群に陥るのは勿体ないです.
あきらめる必要はありません.何千年もの間,人類は健康を追い求めてきたのです.その成果を利用しないてはありません.
また原因不明には良い点も有ります.それは,最低限その時点でや重症感染症等の致死的な病気ではなく,じっくりことにあたれることを示している点です.
町のペインクリニックはがんばります.根気強く診療を続けましょう.

unknown cause unknown origin 原因不明 

線維筋痛症

線維筋痛症原因不明の激痛が全身に走る~

痛ッ!指先が触れただけで激痛が脳天に突き刺さる.全身の血管を熱い氷片が流れるようだ.医者は首を振るばかり.痛みがない時でも疲れ果てて生活がままならない.会社の仲間どころか家族まで白い目で見る.
線維筋痛症i患者の叫びです.医師の1/4,一般人の9割が病名すら知らず(表 1),日本に約200万人もの患者がいながら(表 2),わずか4000人(0.2%)程度しか診断がついていませんii.病名がわかるまで17件も医者を替え50年もの歳月がかかった例もあります(表 3). 99%の患者は病名不詳のまま,この瞬間にも苦しんでいるのです.

◆気のせい・疲れすぎ・ただの老化・・・ではない

痛みはだれもわかってくれません.どんなに詳しく話してもご本人の苦しみは他人に伝わらないのです.
病状が悪化し会社を休みがちになると初めは理解を示してくれた同僚も「気にしすぎだよ」とか「疲れてんだから休みなさい」と同じ答えを返すようになります.まるで「気合が足りない」とか「なまけもの」と言われているかのようです.さらに長引くと頼みの綱の肉親でさえ「ただの老化だから仕方ないよ」などとあきらめムード.ご本人だけで痛みをこらえて孤立してゆくのです.
実際,線維筋痛症患者の1/2は誘引がわからず(表 4)1/3は知らぬ間に進行します(表 5).「気の病(やまい)」ではないのです.

◆痛み・疲れ・こわばり・不眠・うつ・・・多彩な症状

全身痛線維筋痛症最大の特徴です.体中に耐えがたい痛みが走ります.一部分の痛みが日によってあちこちに移動することもあります.
全身に及ぶ痛みではなくとも変な痛みiiiなら要注意です.ケガや手術などの明らかな原因が無いのに手や足,背筋(せすじ)等の一ヶ所に痛みがこびりついているなら線維筋痛症の初期症状かもしれません.
疲れは線維筋痛症の9割にみられます.毎日夕方に疲れるのはお勤めや家事によるもので心配いりません.いくら寝ても疲れが取れずやる気がおきないなど疲労感が慢性化したら異常です.
朝起きてすぐは誰でも体がこわばります.しかし1時間以上,節々が動きにくければ変です.線維筋痛症の6割で認められます.
不眠は7割にみられます.深夜に痛みで目が覚めたり,日中睡眠不足でへとへとなのに夜になっても寝付けないなど,日が経つにつれてこたえる症状です.
うつはまず痛みで起こります.不快な症状があればだれでも気がめいります.初めはあせりや不安が中心で,長引いて周囲とギクシャクしだすと病的な抑(よく)うつ気分がでてきます.日々が味気なく楽しいと思えなくなり,やる気や食欲がうせます.
あまりにも症状が多彩であるため,それだけで線維筋痛症を見極められません(表 6).しかし診断そのものは比較的容易です.

◆押して痛ければ線維筋痛症・・・いたって簡単

① 3ヶ月以上,全身の痛みがあって
② 表 7の部分を押して痛いところ(圧痛点)が11個以上あれば
線維筋痛症ですiv.基準に該当するかどうかだけならいたって簡単です.
専門医はさらに詳しく診断します.まずや感染症などの命にかかわるものや横紋筋(おうもんきん)融解症(ゆうかいしょう)など類似した病気を除外します(表 9).
次に線維筋痛症を他の病気が誘引の二次性とそうでない一次性に分け,二次性の基礎疾患を特定します(表 10・表 11・表 12).

◆特効薬はない・・・でも治療法はある

線維筋痛症には実にたくさんの治療法が試されています.残念ながら決め手となる薬はないのです.そのため「当院では治療できないから」といわれることもあるようです.
とはいえ治療法がないのではありません.むしろ基本的な考え方があまりにも簡単すぎて見逃されているのです(表 13).
この病気は未知の部分を含め,いろんな病態が組み合わさってv複雑な症状を生み出します.ですから単にその一つ一つを丹念に治療してゆけばよいのですvi.例えば関節リウマチが基礎疾患の二次性線維筋痛症なら抗リウマチ薬を投与します.それで不十分なら一次性の成分をたたきます.普通の痛み止めは効きませんから,確率が高いと報告されている特殊な鎮痛薬やその他の方法を順に試します(表 14).残った症状には対症療法です.痛みなどの症状そのものが線維筋痛症を悪化させるので対症療法は時に根本治療になります.あきらめることなく治療できるところから積極的に切り込んでゆけばよいのです.

◆引き返す勇気・・・がんばりすぎない

線維筋痛症になりやすいのは「がんばりやさん」が多いようです.また生真面目な性格に加え休むことのできない立場の方,例えばばりばりのキャリアウーマンや帰宅拒否症で仕事中毒のサラリーマンなどです.長年の疲労が心身をむしばみ,限界を超えると痛みを抑える仕組みが壊れ,たくさんの不可解な症状がでてくるのです.
仕事が残っているのは気持ちの悪いものです.それはわかりますが,何でも完璧にこなそうとすと無理がきます.その悲鳴が疲労や痛みです.7割くらいでやめておき,風を感じながら散歩をし家族や友人と談笑する...そんな生活の余裕が線維筋痛症の予防法で,最も基本的な治療法です.

◆長期戦・・・かかりつけ医登場

線維筋痛症の病期(表 15)はゆっくり進みます.あまり入院にはなりません(表 16).早期胃のようにガッチリ手術し短期間入院すれば完治するタイプではないのです.
地道に治療すれば1/2以上の症例で改善します(表 17).しかし完治は少なく4割で生活が難しく(表 18),中には20年以上も社会復帰できないケースもあります(表 19).
長期戦です.ご本人やご家族だけで病院を渡り歩くのはただ疲れるだけですvii.なるべく近くに何でも相談できるかかりつけ医をみつけましょう.専門医を受診する必要があればかかりつけ医から正式に紹介してもらいます.

◆必ず対処できます・・・きずなを大切に

線維筋痛症原因不明難病です.短期間で治す特効薬や手術はありません.しかし本来病気は知識や技術だけで治すものではありません.身近な人々きずなを大切にしてこそより健康になれるのです.
お悩みならまずご家族とよく話し合あいましょう.その上でかかりつけ医にご相談下さい.ご本人にあった対処法が必ず見つかります.


図表

◆表 1 線維筋痛症の認知度

医師 一般 医師
概念まで認識 32.2% 東京都 40.8%
名古屋 34.1%
三重 30.5%
病名のみ認知 38.4% 8%
病名知らない 28.4% 92%
※資料 より抜粋


◆表 2 線維筋痛症の患者数等

推定有病率 1.61%(約200万人)
平均年齢 51.5±16.9 (11~84)歳
男:女 1:4.8
推定受診数 2600(1900~3900)人
3900(3200~4600)人(別統計)
※資料ii p3-4,58より抜粋


◆表 3 線維筋痛症の発症時概要

診断期間 4.6±6.9(0~50)年
病院遍歴 3.9±2.8(1~17)科
診療内科>整形外科>神経内科>リウマチ
罹患期間 7.4±7.4 (1月~50)年
※資料ii p4,59より抜粋


◆表 4 線維筋痛症の発症誘引

なし 58.0%
あり 42.0% 手術・過度のストレス 72.1%
※資料ii p4より抜粋


◆表 5 線維筋痛症の発症様式

急性 26.4%
亜急性 40.0%
潜在性 33.7%
※資料ii p4より抜粋


◆表 6 線維筋痛症の症状

疼痛 全身痛 91.7% 右上半身 89.9%
左上半身 81.9%
右下半身 91.4%
左下半身 79.1%
体軸部* 59.7%
関節痛 82.0% 膝 64.4%
肩 63.5%
肘 49.5%
手指 45.2%
手 44.7%
足 44.2%
股 29.8%
足趾 19.7%
胸鎖 19.2%
顎 16.3%
筋肉痛 70.9%
他の軟部組織 47.2%
膠原病様症状 こわばり 63.7%
乾燥症状* 49.3%
手の腫脹 23.8%
口内炎 22.4%
発熱 17.6%
皮膚掻痒 17.5%
レイノー現象 12.9%
皮疹 10.9%
光線過敏 9.8%
身体症状 疲労* 90.9%
腹部症状 44.2%
便通異常 43.1%
身体の冷感 32.5%
動悸 30.1%
身体のほてり 26.8%
呼吸苦 24.3%
体重変動 23.7%
いびき 19.1%
アレルギー症状 17.1%
膀胱炎症状 頻尿 15.0%
残尿感 15.0%
排尿痛 10.3%
咳嗽 16.3%
嚥下痛 12.2%
嗄声 11.0%
生理痛 13.0%
月経困難称 22.3%
神経症状 頭重感・頭痛 72.1% 頭痛全体 66.2%
緊張型頭痛 37.0%
血管性頭痛 6.0%
片頭痛 57.0%
頭重感 33.8%
しびれ 64.8%
めまい 44.6%
浮遊感 25.4%
羞明 15.8%
手根管症状 5.5%
精神症状 睡眠障害 73.1%
不安感 64.3%
抑欝 60.5%
焦燥感 41.1%
集中力低下 38.7%
健忘 18.5%
睡眠時無呼吸 7.8%
意識障害 2.0%
*日本で特異
※資料ii p64より抜粋

◆表 7 線維筋痛症圧痛点

①後頭部 うなじのはえぎわ
②下頚部 のど仏より下で外側の筋肉
③僧帽筋 肩口の筋肉
④棘上筋 肩甲骨の上の筋肉
⑤第二肋骨 鎖骨の下の筋肉
⑥外側上顆 肘より下の内側
⑦臀部 おしりの筋肉の上側
⑧大転子 ふとももの外側でやや後ろ
⑨膝 膝の内側でやや上
※いずれも左右両方を押す
※資料ii p76より抜粋


◆表 8 関節リウマチ(455例) に於る線維筋痛症合併率

合併 72例(15.8%)
非合併 383例(84.2%)
※資料 より抜粋

◆表 9 線維筋痛症と鑑別すべき疾患

急性感染症・髄膜炎
などの悪性疾患
外傷・異物
脊椎症性神経根症(特に頚部)
低髄圧症候群
横紋筋融解症
※オリジナル


◆表 10 線維筋痛症の類型頻度

一次性(原発性:primary)
248例(71%)
二次性続発性:secondary)⊃反応性(reactive)
92例(29%)
リウマチ性疾患 73例(79.3%)
関節リウマチ 40
全身性硬化症 6
ベーチェット病 2
血清反応陰性脊椎関節炎 2
混合性結合織病 2
その他 4
リウマチ性疾患 19例(20.6%)
間質性膀胱炎 15
その他 4
※資料ii p61より抜粋


◆表 11 二次性線維筋痛症の基礎疾患:補遺

骨関節代謝異常 甲状腺機能低下症
副甲状腺機能亢進症
骨粗鬆症
中枢疾患 多発性脳梗塞疼痛失禁
脳卒中後遺症
脊髄症
感染症 ライム病後遺症
表 10以外の膠原病
シェーグレン症候群
皮膚筋炎
血清反応陰性脊椎関節炎 強直性脊椎炎
多発性付着部炎
胸肋鎖関骨異常骨化症
掌蹠嚢胞症性骨関節炎
その他(下記の一部) 慢性疲労症候群
複合性局所疼痛症候群:CRPS
(Ⅰ:RSD/Ⅱ:カウザルギー)
※資料ii p77より抜粋・改変


◆表 12 機能的身体症候群 Functional Somatic Syndrome

全身 線維筋痛症
慢性疲労症候群
頭頸部 非定型顔面痛
側頭下顎症候群(顎関節症)
舌痛症
咽喉頭過敏症(梅核気)
緊張型頭痛
肩 頚肩腕症候群
体幹 胸痛・胸部愁訴
慢性胃炎
過敏性腸症候群
間質性膀胱炎
腰背部頑痛
その他 複合性局所疼痛症候群
※資料 より抜粋・改変


◆表 13 線維筋痛症治療Nassi-Schneiderman chart

生活満足度を満たすまで診療継続
致死的疾患等優先疾患あり?
Y N
優先疾患治療と評価 二次性線維筋痛症?
Y N
基礎疾患治療加減
一次性線維筋痛症治療・加減
症状残存?
Y N
対症療法 観察・減数
※オリジナル


◆表 14 一次性線維筋痛症治療法:抜粋

生活指導 規則正しい生活:早ね早起き
疲労回復の習慣:引き返す勇気
運動指導
食事指導
精神療法 認知行動療法:柔軟で建設的な発想
ストレス防除:防衛機制の活用
中庸バランスをとる
理学療法 干渉低周波
広義放射線治療:温熱療法・マイクロ・レーザー
鍼灸
薬物療法 抗うつ薬:下行性抑制系活性化・うつ状態改善
抗痙攣薬:異所性発火抑制・疼痛記憶抑制
強/弱鎮静薬:中枢過敏抑制・筋弛緩
ノイロトロピン:下行抑制系活性化・抗炎症
筋弛緩薬:末梢過緊張抑制・神経根症状軽減
NMDA拮抗薬:疼痛記憶抑制・鎮痛
オピオイド:侵害刺激遮断
NSAIDS:炎症性刺激による発痛抑制・侵害域値上昇
ステロイド:強力な抗炎症・鎮痛
漢方薬:弁証論治に従った切り口
胃腸薬:上記薬剤の作用安定・自律神経安定
神経ブロック 硬膜外ブロック
星状神経節ブロック
トリガーポイント注射
入院治療 電気痙攣療法
トータルスパイナルブロック
通電針埋込:硬膜外・脳内
※オリジナル:一部重複有り


◆表 15 線維筋痛症のステージ分類試案(抜粋)

診断基準を満たすのみ
生活に支障なし 44%
Ⅱ 手足の指に痛み
不眠・不安うつ状態が続く
日常生活困難 31%
Ⅲ 全身の激痛が持続.
気候変化の変化で誘発.
自立困難 9.8%
Ⅳ 痛みで自動困難.
自重で発痛し寝ていられない.
ほぼ寝たきり. 9.1%
Ⅴ 上記に膀胱直腸障害・乾燥症状・
尿路感染などの全身症状合併.
日常生活不可能. 6.1%
※資料ii p5より抜粋


◆表 16 線維筋痛症の年間経過

主に通院 84.1%
通院と入院 11.8%
主に入院 1.7%
転院 2.0%
死亡 0.4%
※資料ii p65より抜粋(n=255)


◆表 17 線維筋痛症の年間機転

治癒 1.5%
軽快 51.9%
不変 37.2%
悪化 2.6%
不明 6.4%
死亡 0.4%
※資料ii p65より抜粋(n=266)


◆表 18 線維筋痛症の日常生活動作

通常通り 19.2%
ほぼ通常 34.4%
時々困難 21.2%
困難 12.8%
まったくできない 13.6%
ねたきり 0.8%
※資料ii p66より抜粋


◆表 19 線維筋痛症の休職・休学期間

なし 66.0%
あり 34.0%
3.2+4.8年(1ヶ月~20年)
※資料ii p66より抜粋


◆表 20 参考URI

厚生労働省研究班 線維筋痛症医療情報センター http://www.marianna-u.ac.jp/ims/soudan/fms/
線維筋痛症友の会 http://www5d.biglobe.ne.jp/~Pain/
痛みと内科の大久保クリニック http://www.ucatv.ne.jp/~okubo.sun/

参考
i FMS:FibroMyalgia Syndrome.「線維筋痛症」と聞くと多くの人が「体中の線維が切れてしまう」といった印象を受けます.図らずもインパクトのあるネーミングになったようです.
ii 西岡久寿樹 編:線維筋痛症ハンドブック.日本醫亊新報社.2007年.東京.
iii 異型痛atypical pain(⇔典型痛typical pain
ivWolfe F, Smythe HA, Yunus MB, Bennett RM, Bombardier C, Goldenberg DL, Tugwell P, Campbell SM, Abeles M, Clark P, et al. : The American College of Rheumatology 1990 Criteria for the Classification of Fibromyalgia. Report of the Multicenter Criteria Committee.Arthritis Rheum. 1990 Feb;33(2):160-72.
v シンドロームY:ひとつひとつは簡単な病気だが組み合わさることでとてつもない難病に見えること.例えば骨粗鬆症と多発性脳梗塞など.
vi 多角的診療内科や外科などの臓器別診療科にとらわれず問題点をいろいろな手法で解決する診療町医者がもともとやっていた方法.医療の専門化・先端化が極度に進んだため失われつつある.
vii 徐福症候群:ご本人やご家族があらぬ万能薬や幻の名医を探して東奔西走すること.そのまま遍歴を続けると燃え尽き症候群になってしまう.
viii松本美富士ら:線維筋痛症の医療側および一般住民の疾患認知度に関する研究.第51回日本リウマチ学会総会・学術集会.2007
ix萩原太ら: 関節リウマチ(RA)における線維筋痛症(FMS,Fibromyalgia)合併例.第51回日本リウマチ学会総会・学術集会.2007
x中井吉英ら:Painful depressionとミルナシプラン.Medicament News (2800) 2004

fibromyalgia 線維筋痛症 線筋症 

慢性疲労症候群

以前に比べて疲れが酷い,活力が落ちた,仕事がはかどらないなどがあるとき慢性疲労症候群を疑います.種々の検査をしても正常あるいは軽度異常としかでず,特に思い当たる節もないのが特徴です.一つの診療科目では対処しきれない場合が多く,連携しながら対処していきます.辛さをひとりでかかえるのではなく,すぐにご受診下さい.

慢性疲労症候群 chronic fatigue syndrome 

全身痛

全身の痛みは誰も解ってくれません.痛みの無い人には想像が付かないのです.や交通事故ならひどい痛みになりそうなのは皆わかります.しかし病院で検査してみて
・正常
・多少異常はあるが大したことは無い
診断を受けて,尚体中が痛いということを,一般の人は受け入れがたいのです.
ご本人とすれば医者や家族に痛みを理解してもらえないと「うそつき」「なまけもの」といわれているようで,大変つらいのです.
家族としてはご本人の痛みを何とかしてあげたいのに何もしてあげあられず,非常に苦しみます.
原因不明・難治性だからといって諦める必要はありません.町医者の視点で多角的診療を行えば必ず対処できます.シンドロームYのように,極簡単な病気の集まりでしかないこともあり,あっけなく寛解することもあります.肩こりや疲労,軽い骨折がもとで是遠心に痛みが及ぶこともあるのです.簡単な原因が見逃されていないか膠原病等の全身病が隠れていないかを除外しながら治療を併行します.
是非痛みのかかりつけ医として継続診療をご用命下さい.

systemic pain 全身痛 

腰痛

たかが腰痛,されど腰痛.背骨とその周辺からくる痛みは放置すると背骨がまがってきたり,血圧の変動や内蔵の病気をひきおこします.他人に理解してもらえないので,どうしても我慢しがちですが,早期の治療が重要です.軽い運動をしたり,規則正しい生活をこころがけるのても尚痛みが強い時はすぐにご受診下さい.レントゲンMRIで背骨の周辺の異常を確認し,理学療法,痛み止めの内服薬や点滴,シップなどで痛みを止めます.強い痛みには,硬膜外ブロックという特殊な注射で早期寛解を目指します.骨粗鬆症慢性関節リウマチ等が裏に隠れている場合,そちらの治療も併行します.早期の治療と,慎重な経過観察が大切です.

lumbergo 腰痛 

肩こり

肩の筋肉が凝る肩こり.とてもいやなものですね.ちょっと仕事が長引いたり,コンピュータ作業のような細かな仕事で誘発されます.原因としては単純な疲労のこともありますが,冷え症,血の道,変形性頚椎症,時には,心筋梗塞や脳卒中など,内蔵からくることもあります.体からの警告と考え,すぐにご受診下さい.

肩こり stiff shoulders shoulder stiffness 

頭痛

頭痛の原因には,
・寝不足・過労
かぜ
・副鼻腔炎
片頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛
・慢性片頭痛
・脳腫瘍
・脳卒中
等様々な原因があります.
その原因は交錯し,すぐに紐解くことは困難です.
しかし,痛みは待ってくれません.痛みをとりつつ,MRI検査などの高度な診断をすすめる必要があります.
すぐにご受診下さい.
症状をとりながら,着実に診断治療をすすめていきましょう.

headache 頭痛 

痛みのかかりつけ医

痛みのつらさはご本人にしか解らないものです.家族は患者様の痛みをなんともできず,大変つらい思いをします.
どこに相談しても痛みが止まらないなら,受診案内をご一読の上,すぐにご来院下さい.
血圧高脂血症等他の病気で既に主治医がいらっしゃる場合,その先生から紹介していただいて下さい.
長らく痛みと戦うのはつらいものです.そのお手伝いを当院でになえれば幸です.

痛みのかかりつけ医 


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