体の痛みは必ずよくなります・あきらめず じっくりと

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脊髄後角疼痛関連遺伝子

通常の痛みがずっと続いたり体の傷がなかなか治らないと脊髄で自滅プログラムが動き始めます.この時発言する遺伝子は異型痛に伴うので疼痛関連遺伝子とも呼ばれています.
野生動物が足をケガしたとします.はじめは何とか治そうとします.出血部分の血管をしめて止血し,その周辺の血流を整え修復を促進するよう自律神経系が働きます.しかしどうにもケガが治らないと,その足に行く血管を完全に閉めて腐らせ,本体を守ろうとするのです.これが疼痛関連遺伝子がおりなす自滅プログラムです.トカゲのしっぽのゆっくり版といったところでしょうか.
都市生活をしている人間にとって,手足をみずから腐らせなければ生き残れない状況はありません.むしろちょっとしたケガのため血行がわるくなり異型痛が残るほうが問題になります.
疼痛関連遺伝子発現に対する治療法
大原則は小さな痛みもあなどらず,前もってきちんと治すことです.
どうか.
・ケガをしたらきちんと手当て
・ねたみそねみは捨ててニコニコ生活し,余分なストレスや心の痛みをつくらないようにします
・体が疲れ,腰痛肩こりが起こったら翌日に持ち越さないようにします.
・疲れや痛みが常にあるようなら,生活を抜本的に見直します.特に不老不死願望がないか・帯状疱疹骨粗鬆症に伴う変形性脊椎症・線維筋痛症等の異型痛や将来異型痛を惹き起こす可能性のある疾患はかかりつけ医を通じすぐに専門医へ
・メタボリックシンドローム等,心身をいためつける病気はきちんとコントロール
・手術のときにはpreemptive analgesia(先取り鎮痛)
薬としては
・NSAIDSやステロイド・オピオイドを含めた鎮痛薬全般:予防となります.
カリウムチャンネルオープナー:抗癲癇薬・抗不整脈薬等の一部が予防薬にも治療薬にもなります
・疼痛関連伝達物質作用薬:現在鋭意研究中です
等があります.
また
・別記の神経ブロック
・脳・脊髄通電
等が積極的な治療法となります.


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