体の痛みは必ずよくなります・あきらめず じっくりと

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痛みの刻み込み


疼痛抑制系抑制
疼痛関連遺伝子発現
異所性発火
エファプス
などにより,痛み刺激が外界から加わらなくとも痛みを感ずる状態です.
異型痛の仕組みで,痛みの悪循環でどんどん悪くなります.
上位中枢で刻み込まれた場合は,本人が「痛くないのに痛い期がする.痛みが出そうで怖い」と言う間隔を持ちます.痛みの記憶とも呼ばれます

エファプス

神経が末梢あるい歯中枢で融合し周りの刺激が痛みとして流れ込むことです
帯状疱疹
・引き抜き損傷
・脳卒中後中枢痛・視床痛
・神経断端痛
・脊損後境界痛
等がこれにあたります.損傷を受けた神経に周囲の神経が融合します.そのため周辺の温度や触れた刺激が麻痺した部分の痛みとして感ずるのです.
特殊な治療法
・リドカインクリーム:末梢刺激を遮断
・カプサイシンクリーム:疼痛刺激を変換
等があります.
他の機序と同じく
・抗うつ薬
・抗癲癇薬
神経ブロック
・脳・脊髄刺激
等が病院での治療法になります.

エファプス ephapse 

異所性発火

ほんらい神経の興奮が起こらないところで痛みが起こることです.代表的なものに
・血管性三叉神経痛:神経鞘の無い部分に硬化した動脈などが打撃
・脊椎症性神経根症:背骨から神経がでるところを骨・靭帯・軟骨・筋等が圧迫
・脊柱管狭窄症:脊髄や末梢神経への血流阻害・打撃による神経の変性
高血圧に伴う拍動性腰痛肩こり・頭重感:神経を怒脹した血管が打撃.血流障害.
・腫瘍等による神経因性疼痛
・疼痛癲癇:痛みを感ずる神経の途中に癲癇焦点
等があります.経路は違いますが変なところで刺激が生まれている点で共通です.
治療としては他の機序と同じく
・普通の痛みを早く治し残さないこと
・抗うつ薬
・抗痙攣薬
神経ブロック
等があります.

異所性発火 ectopic spike 

疼痛抑制系の抑制

脳や脊髄になんらかの問題がおこり,疼痛抑制系が抑制されるとちょっとした痛みでも強く感じ,一度はじまった痛みがずっとつづくようになります.
その原因としては
・多発性脳梗塞疼痛抑制系が直接損傷を受ける
・長期間の痛み・過度の痛み:神経が変性
・他の近くの遮断:痛いところをなでると痛みが止まるといったゲートコントロールの遮断.上行刺激遮断性疼痛
・うつ病・抑うつ気分:気持ちが落ち込むとちょっとした痛みでもつらい.疼痛抑制系の神経伝達物質活性の低下
等があります.
疼痛抑制系の抑制への治療法
疼痛抑制系の抑制に有効とされる薬は
・抗うつ薬:疼痛抑制系の神経伝達物質(セロトニン・カテコラミン等)を賦活
・ノイロトロピン
等です.
薬以外の対処法に
・ニコニコしている
・何かに没頭する
・からだを動かす
・冷やさない
といった生活上の工夫や
神経ブロック注射
・電気痙攣療法:ECT
・脳・脊髄電気刺激
・DREZtomy
等の高度治療法があります.

疼痛抑制系の抑制 inhibition of pain inhibitory system 

脊髄後角疼痛関連遺伝子

通常の痛みがずっと続いたり体の傷がなかなか治らないと脊髄で自滅プログラムが動き始めます.この時発言する遺伝子は異型痛に伴うので疼痛関連遺伝子とも呼ばれています.
野生動物が足をケガしたとします.はじめは何とか治そうとします.出血部分の血管をしめて止血し,その周辺の血流を整え修復を促進するよう自律神経系が働きます.しかしどうにもケガが治らないと,その足に行く血管を完全に閉めて腐らせ,本体を守ろうとするのです.これが疼痛関連遺伝子がおりなす自滅プログラムです.トカゲのしっぽのゆっくり版といったところでしょうか.
都市生活をしている人間にとって,手足をみずから腐らせなければ生き残れない状況はありません.むしろちょっとしたケガのため血行がわるくなり異型痛が残るほうが問題になります.
疼痛関連遺伝子発現に対する治療法
大原則は小さな痛みもあなどらず,前もってきちんと治すことです.
どうか.
・ケガをしたらきちんと手当て
・ねたみそねみは捨ててニコニコ生活し,余分なストレスや心の痛みをつくらないようにします
・体が疲れ,腰痛肩こりが起こったら翌日に持ち越さないようにします.
・疲れや痛みが常にあるようなら,生活を抜本的に見直します.特に不老不死願望がないか・帯状疱疹骨粗鬆症に伴う変形性脊椎症・線維筋痛症等の異型痛や将来異型痛を惹き起こす可能性のある疾患はかかりつけ医を通じすぐに専門医へ
・メタボリックシンドローム等,心身をいためつける病気はきちんとコントロール
・手術のときにはpreemptive analgesia(先取り鎮痛)
薬としては
・NSAIDSやステロイド・オピオイドを含めた鎮痛薬全般:予防となります.
カリウムチャンネルオープナー:抗癲癇薬・抗不整脈薬等の一部が予防薬にも治療薬にもなります
・疼痛関連伝達物質作用薬:現在鋭意研究中です
等があります.
また
・別記の神経ブロック
・脳・脊髄通電
等が積極的な治療法となります.

脊髄後角疼痛関連遺伝子 疼痛関連遺伝子 pain related gene 


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