仁天門(にてんもん)
 御水舎の向かいにある門が、日光山内でいちばん大きいとされている二天門。門の上部には、後水尾天皇の筆による「大猷院」の額が掲げられている。 表側に、四天王のうちの「持国天」と、あまのじゃくを踏みつけた「広目天」の二天をまつっていることから、この名がある。また、 裏側に雷神が安置されているので、雷門とも呼ばれる。 裏側には、赤い雷神のほかに、青い風神も見られる。
 雷神の手の指が3本なのは、過去 ・現在・未来を表し、風神が4本なのは東西南北を表現している。また、風神・雷神ともに足の指が2本なのは天と地を示しているからだそうだ。二天門は色彩 がはっきりと分かれていて、 下段は朱色、中程は黒、軒下は群青・朱・緑 青。目につく上部に、装飾が集中している。
仁天門