表参道と大猷院を結ぶ、下神道に面して立つ近代的な建物。
東照宮350年祭の記念事業として、昭和43(1968)年に開館した。収蔵されている東照宮の宝物類を大別すると、美術工芸品類・書画 類・文書類の3つに分けることができる。
 美術工芸品類は、徳川家康公が日ごろ愛用していた遺品や、朝廷から寄進された品々、歴代将軍や諸大名からの奉納品、南蛮貿易による舶来品など。家康公が関ヶ原の合戦に着用したといわれる南蛮胴具足、小浜藩主が奉納した渾天儀、南蛮屏風などが有名。
 書画類では、歴代将軍の書画、諸絵師による家康公の肖像画、家康公自筆の書状。また、本社拝殿の「三十六歌仙勅額」などのように、東照宮内にはレプリカを配備し、本物はこの宝物舘に収蔵している宝物もある。文書類では、家康公の官歴に関する位記・宣旨、徳川幕府が編纂した大名・旗本諸家の系譜、東照宮の社務日記など多岐にわたる。
東照宮宝物館