輪中の町 小山市 下生井

 小山市の南、野木町との境目にある下生井。
ここは、輪中の土地です。
堤防に囲まれた低い土地を、輪中といいます。
3本の川が流れ込むこの土地は、水害に悩まされてきました。
人々は、自分たちの住む土地にあった工夫をしたり、知恵を働かせたり、努力をしたりして、
愛する郷土を大切にしてきたんだね。
そんな思いをいっぱい感じる下生井に、写真旅行してみませんか

堤防  ていぼう  

ていぼうがなかったら、ここでは生きていかれない・・・・・。おじさんはそう言いました。
ひときわ高くなったていぼうに、守られている。
まさに、ていぼうは、守り神のようだね。


一段高くなっている
道路の右側が、
さらに高い
ていぼうになって
います。


左の写真のていぼうをのぼると、
こんなに高いんだ。

水が押し寄せて
来ないように、
ていぼうが
たくさんあるよ。


ていぼうに沿って
杏の木が
植えてありました。

ていぼうから、
下生井地区を
ながめたよ。



渡瀬遊水池 わたらせゆうすいち

ていぼうの向こうには、渡瀬遊水池が広がっています。
大雨の時、川の水が増えても、ここに水をたくさんためておけるから、昔のように水があふれ出すことが少なくなりました。


ていぼうの向こうには、
草原を思わせるような
風景

ここから見る夕日は、
絶景だよ

決潰口跡

昭和22年の大水害で、ていぼうの7カ所がきれて、水がどっと押し寄せたそうです。

水塚(みつか・みづか)のある家

 水害から守るための工夫として、この地区の人たちの家は、地盤を高くしているお宅が多いようです。
この高くなったところを水塚と呼ぶそうです。
このおじさんのお宅は、昭和22年の水害で流れ出た土砂を利用して、水塚を作ったそうです。
蔵がさらに高いところに作ってありました。

水塚を後ろから見ると、こんなに高いんです。
2メートル50センチあるということでした。