年末年始に家で読んで欲しい11冊
阿部和重 『シンセミア』 全4巻
(朝日文庫)
キーワード:欲望

究極の「男の欲望小説」。まともなヤツは1人も出て来ず、とにかくみんなよこしまな欲望を抱えて生きている。男なら笑いながら読めますが、女性が読むとひいてしまうかも。
桐野夏生 『グロテスク』 上下
(文春文庫)
キーワード:欲望

『シンセミア』に対抗して、「女性の欲望小説」の極みを。女性はわかりませんが、男が読むとかなりの戦慄ものです。女性的欲望の深淵を覗いてみるのも1つの男の楽しみかもしれません。
濱野智史 『アーキテクチャの生態系』
(NTT出版)
キーワード:批評

批評を読む楽しみは、何ものにも替えたがい至福の時間です。本書は、ニコニコ動画やツイッターからケータイ小説まで、現在の情報環境を1つの「生態系」として包括的に読み解いた野心的な試みです。時代の最先端を読むのに外せない一冊です。
魚谷雅彦 『こころを動かすマーケティング』
(ダイヤモンド社)
キーワード:仕事

人生の大半を費やす仕事が楽しみでなくてはやってられません。日本コカ・コーラの魚谷会長は、お客様の心を動かすには、まず社員たちの心を動かさなくてはならないと説きます。そしてやる気を起こさせるのが実にうまい。彼が部下と一丸となって進めていくジョージアの「明日があるさ」キャンペーンやコカ・コーラの「No Reason」キャンペーンが社会現象となっていく過程は感動さえ覚えるほどです。ちなみに文藝春秋の『コークの味は国ごとに違うべきか』を読むと、魚谷会長のマーケティング戦略の正しさが分かります。
宮本常一 『宮本常一が撮った昭和の情景』 上下
(毎日新聞社)
キーワード:写真

『忘れられた日本人』の宮本常一がフィールドワークの合間に撮り続けていた10万カットもの写真から選び抜かれた850カットの写真集。生まれてもいない時代の写真ですが、なぜか懐かしさを感じてしまう不思議。手元に置いて時々眺めたい極上の一冊です。
横山光輝 『三国志』 全30巻
(潮漫画文庫)
キーワード:野望

小さいころから繰り返し読んで『三国志』といえばこのイメージになっているほど。映画『レッドクリフ』も良かったけど、こっちもとにかく面白い。何が面白いって、数々の豪勇たちが割拠しながらも誰一人として野望を果たせないこと。織田信長、坂本龍馬に例を取るまでもなく、我々はそんなヒーローたちに弱いのです。
佐伯泰英 『紅花ノ邨 居眠り盤音 江戸双紙』 シリーズ
(双葉文庫)
キーワード:魅力

NHK土曜時代劇の人気シリーズ「陽炎の辻」の原作本です。佐伯氏の独自のタッチで描かれる江戸の町で巻き起こるさまざまな事件。それを解決していく主人公の磐音。作品の魅力から一気に読めてしまいます。
司馬遼太郎 『竜馬がいく』 全8巻
(文春文庫)
キーワード:圧巻

来年の大河ドラマの主役、坂本竜馬。そして、竜馬本といえば、司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』。大変長い本作ですが、やはり圧巻の一言につきます。竜馬ファンの方ならもちろん、大河ドラマに興味の無い方も是非。
松田公太 『すべては一杯のコーヒーから』
(新潮文庫)
キーワード:起業

「自分もいつかは起業したい」そんな夢を持つ男性の方も多い。本書では著者の起業や苦難、そして人間味に触れることができる、まさに男のロマンが詰め込まれた一冊です。
鈴木修 『僕は、中小企業のおやじ』
(日本経済新聞出版社)
キーワード:情熱


日本有数の自動車メーカースズキの会長兼社長、鈴木修氏の自伝本です。自らのメーカーを中小企業と据え置くことで展開される起業戦略や、仕事に対する情熱がこもっている一冊です。
編集工房桃庵 『おつまみ横丁−すぐにおいしい酒の肴185』
(池田書店)
キーワード:お酒

「男の楽しみ」といえばやっぱりお酒。本書では少ない材料と短時間で簡単におつまみが作れるHow to 本となっています。是非、本書を活用ください。
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